こんにちは、読書大好きナナチアンです。
こっちも面白かった!!
この本を読んだら、優秀な遺伝子はどんどん残さないといけないなぁと思います。
最近みた大河ドラマ篤姫や直虎は、すごく立派な人なのに子供を残しませんでした。
今でいうとバリバリ働く優秀な女性が子供を産まないのはもったいないなぁ。
そんな本です。
どんなに努力しても、どうしようもないことがある
知能は遺伝する
精神疾患は遺伝する
犯罪は遺伝する
これを聞いてどう思いますか?
一般的にはタブーとなっている真実です。
身長や体重や顔や髪が遺伝するのに、むしろ知能・精神疾患・性格が遺伝しないのはおかしいですよね。
精神疾患の遺伝率
身長の遺伝率66%、体重の遺伝率74%と比べると、とても高いことがわかります。
IQの遺伝率77%は体格の遺伝率と近いですね。
だからこそ、精神疾患・知能の低さを個人の努力のせいにするのは過ちで、同じ量の努力をしても結果が人によってちがうのです。
すべてを遺伝のせいにするのもどうかとは思いますが、できないことをすべて自分の努力が足らないと思いつめる必要はありません。
頭のいい人種、頭の悪い人種
正確に言うと、人種(白人・黒人・黄色人種)ではなく、大陸系統(ヨーロッパ・インド系、東アジア・インディオ系、アフリカ系など)に分かれます。
アフリカで生まれた人類の祖先が、移動して住み着いた流れによって種族的に近いものをまとめています。
IQテストはヨーロッパで生まれた知能を図る方法ですが、ヨーロッパ系白人のIQは100のとき(ヨーロッパが基準)、アフリカ系黒人は70前後です。
東アジア(中国・韓国・日本)は105と高く、そのため韓国や日本には華僑ができなかったのでは?という面白い指摘もあります。
東南アジアなどに進出した中国人は、現地の人々より高いIQを生かして財産を作り上げました。しかし、韓国や日本ではIQの優位性が発揮されなかったのでは?という指摘です。おもしろいですね。
ちなみに、IQの高い白人とIQの低い黒人との間の子供は、親のIQの中間レベルになるという実験結果もでています。
「人種と知能」を語る前に述べておくべきいくつかのこと
平均の話であってすべての人が当てはまることではない
⇒日本人男性の平均身長は170センチではあるが、165センチの人も180センチの人もいる。
差別と区別は違う
差別は合理的ではない
⇒女性は仕事をもつと子供をつくらないから社会進出しないほうがいい
区別は合理的
⇒男性と女性は適性が異なるため、女性に向かない仕事がある
人格は、遺伝と環境によって決まる
貧富の差が少ない社会ほど遺伝の影響は大きい(環境要因が少ない)
まとめ
遺伝によって知能指数が異なることを前提条件として、平等な社会を目指すためにどうするか?
前提条件が異なれば、導かれる結果も異なります。タブーなどなくして、真実を周知する必要がありますね。