お金大好きアラサー女子の探求心

お金大好きアラサー女子の観点から、お金を「稼ぐ」「貯める」「守る」「使う」についてご紹介します。

ガイドブックにぜったい載らない海外パック旅行の選び方・歩き方

こんにちは、旅行大好きナナチアンです。

 

本棚を整理していたら懐かしい本を発見!

ガイドブックにはぜったい載らない海外パック旅行の選び方・歩き方(アスペクト・佐藤晴彦著)

 

この本をめちゃくちゃ研究して、海外に行きました。

そしてすごく役立ちました!

 

正直海外旅行解禁になってから書いたほうがいいと思うのですが、今この本を見つけたのも運命だと思うので今ご紹介します。

特にパッケージツアーに参加する方におすすめです。

 

 

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ナナチアンの旅行経歴

意外と海外10か国行っちゃっています。

 

基本的には航空券とホテルがついたフリーパック、数回完全フリーでも行き、1回だけ添乗員付きパッケージツアーも参加しています。

 

基本的に団体行動が好きじゃないので、飛行機・ホテル・観光・移動・ごはんの全部がついた団体でぞろぞろ行くパッケージツアーには興味がありませんでした。

旅行中の若者のイラスト

でも、南米はフリーで行くにはちょっと怖いな(英語も通じないし)ということでパッケージツアーに申し込みました。

 

その時に「せっかく行くのだし最大限楽しもう」と買ったのがこの本です。

 

自分が興味のある、関わりのある分野をめちゃくちゃ読み込み、メモをし、これをやったらいいよというアドバイスを実行しました。

2012年発売の本なので、今となっては少し古い情報もあるかもしれませんが、基本は変わりません。

 

今日はこの本の内容で、ナナチアンがなるほど!と衝撃を受けたことをご紹介します。

 

 

旅行はなにより予習が大事!!

読書のイラスト「女の子と本」

他にどんなプランがあるのかを知っておく

ツアーを申し込む前、申し込んだ後キャンセル料が発生するギリギリまで情報収集をおこたりません。とにかく比較検討です
 
たとえばツアーAにはあるのにツアーBにはない場所は「行かなくてもいい場所」なのか「ぜったい行きたい場所」なのか。
「ぜったい行きたい場所」だった場合は、自由時間を見つけて自分で行けるかどうか調べる、ツアーを変える、あきらめるという選択肢が生まれます。
また、美術館や教会を外から見るのか、中に入れるのかも違いますよね。
 
 

ガイドブックやその地を舞台とした映画を見ておく

知らないのはもったいない!!
 
行く場所についてガイドブックを見ておくことは、何が良いのかの見どころポイントが自分でわかります。
有名だから行ってみても何がすごいのか素人にはわかりません(笑) ガイドさんがいないのであれば、自分で調べておくことが大事です。
 
また、その地を舞台にした映画を見ておくととても楽しい旅になります。
ナナチアンはパリに行く前に「のだめカンタービレ」を見ていき、「ここでのだめちゃんが踊ってた~」とキャピキャピしました(笑)

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旅番組も見どころをたくさん教えてくれるのでおもしろいですよね。
 

時間があったら行きたいところをピックアップしておく

旅行会社のツアーは100%見られるように余裕を持った設計になっています。なので、ツアー中にはない自由時間ができたりします。(またはホテルのチェックイン後、チェックアウト後など)
 
事前に余裕があったらここにも行きたいとピックアップしていないと、ぼんやりお買い物タイムやホテルでごろごろタイムになってしまいます。もったいないですね。
 
 

旅行日程が決まった後の最終チェック

ツアーを申し込み、いよいよ旅行が迫ってくると最終旅程表が送られてきます。今まで未定となっていたフライト時間やホテル名、チェックイン時間や自由時間が確定します。
 
ホテル名と住所がわかれば、ネットで調べます。 

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まずホテルのホームページで部屋の設備を調べます。
ネット環境、冷蔵庫、セーフティボックス、湯沸かしポットはあるか、有料か無料か、ジムやプール・サウナはあるかなどです。
無料のネット環境があればPCを持っていく、湯沸かしポットがあればレトルト食品を温めることができます。
 
またホテルの場所も調べておきます。
ホテルの施設はそこそこでも、場所が悪い(都心から離れている、周りに何もない)ということもありますので、有名なホテルだからと安心せず個々のホテルをきちんと調べます。
 
ホテルの近くにデパートやスーパー、公園や観光名所、スタジアムや音楽ホールがあるか調べて最終旅程表に書いておきます。

事前に調べておいて、スポーツ観戦やオペラ鑑賞などのチケットをとっておくのもいいですね。直前ではチケットが入手できない可能性もあるので、日本で入手しておくのが確実です。

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 一時離団という技

そんなことやっちゃっていいんですか?

添乗員さんへきちんと連絡をして、自己責任で一時的に個人行動をしてより充実した旅にします。

 

自由時間を作る

実際に著者がやった実例が2つ載っていました。

フランス周遊旅行をしたときのこと。最終旅程表が届いてみると、アヴィニョンの郊外ガナイヨンにあるホテルで2連泊。2日目は500キロ以上の距離をバスに乗って移動し、ニースとカンヌを観光するという予定です。カンヌでの観光内容を聞くと、「中心地で散策30分。ニースは有名なプロムナードデザングレを見たあと、30分ほどの自由時間」とのことでした。あとはひたすらバス移動の1日です。

宿泊先のガバイヨンはプロヴァンス地方でもリュベロン地方というフランス人がもっとも愛する村々がある場所。リュベロン地域圏自然公園の入り口です。(略)いつか行きたいと思った場所です。そこで、ツアーを一時離団し、1日、リュベロ地方の休日を楽しんだのです。

 

パリ観光の終わりにルーブル美術館の見学があり、その後はオペラ座近くに移動、土産物産やで解散、再集合もオペラ座前ということでした。(略)「再集合までに5時間くらいある」ことがわかったので、ルーブル美術館の中で一時離団しました。(略)じっくり鑑賞。再集合のオペラ座に地下鉄=メトロを使って早めに移動し、時間までオペラ座界隈で買い物。 

 

ツアーの内容は全部体験する必要がない(一部を捨てる)ってめちゃいいですよね。

私もフリーツアー(航空券とホテルのみ)でスペインのマドリッドに泊まったとき、グラナダ1泊2日でに遊びに行きました。旅行会社がとってくれているホテルへほとんどの荷物をおいたままで、自分で電車とホテルをとり、1泊分の軽装で出かけたのです。

予約しているホテルに泊まらなければならないという発想をこの本でくずしておいたおかげですね。

 

 

乗り継ぎで一時離団

乗り継ぎの待ち時間が4時間以上あるなら、添乗員さんにことわって思い切って空港を出ませんか

 

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(オランダのアムスたるダム経由のツアーで、乗り継ぎ時間が5時間。)アムステルダムと言えば、国立美術館レンブラントの「夜景」。そしてゴッホの傑作がある街です。あやしげな飾り窓の運河も魅力的です。思いきって空港を出て、美術館と町の散策をしました。 

 

北欧旅行のときは、初日がコペンハーゲンで4時間の乗り継ぎでした。空港から試合中心地までは地下鉄で20分ほどです。このときも、すぐに外に出ました。地下鉄のチケットはクレジットカードで買えました。もちろん美術館の入場料も、スーパーで買った飲み物とサンドイッチも、小さなお土産もクレジットカード。1円も両替することなく、短時間のミニトリップを満喫しました。 

 

航空機はフライトの遅延や変更もよくあるので、いざというときのために乗り継ぎ地のガイドブックも準備しておきたいですね。

楽しそ~

 

食事を数回キャンセルして自分で行く

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グルメ大国ほど残念ながらツアーのごはんはあまりおいしくありません。

ナナチアンがいったペルーも、ツアーのごはんよりも総菜やさんのご飯のほうがおいしかったです。

食事をキャンセルしてもお金は戻りませんが、満足度はあがります。

 

特にランチのほうがリーズナブルにおいしいご飯を食べられるのは日本と同じですね。
 
 

旅をよりよくするためのウラワザ

 オプショナルツアーは現地で格安で申し込む

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旅行会社のオプショナルツアーは申し込みません。
現地のほうが安く、また当日天候が悪ければ別の散策をしていたほうがいいからです。
旅行会社でギリギリまでOKなら、現地でギリギリでもOKなはずです。
 

荷物をどんどん捨てていく

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もう着なくなった服を持っていき、旅先で最後の奉公をしてもらい、そのまま捨てることでスーツケースにお土産スペースができていきます。
また残り少ないシャンプーなどの消耗品を持っていくことで、新品の消耗品よりも荷物が軽くなります。
焼酎やワインをペットボトルに入れて持っていくのもアリだそうです。(ナナチアンは現地のお酒が飲みたいので持っていきませんが)
 

飛行機の座席は粘って自分好みの席をゲット

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集合時間ギリギリではなく、受け付け開始時間の少し前に到着するように空港に出かけます。多くの場合は集合時間の15~30分前から受付が始まるので、早めに搭乗券をもらいます。
 
飛行機の空席状況はネットで確認できるので、空席が多そうであればワガママを言うチャンス
受け取った搭乗券が自分好みの席でなければ、座席の変更が可能か添乗員さんに聞いてみます。
ダメと言われた場合は、自分で航空会社のチェックインカウンターに行って、座席変更を頼んでみましょう。
それでも希望の座席がとれなければ、搭乗直前のボーディングゲートのカウンターでもトライ。
さらにそこでも取れなければ、機内のドアが閉じられたあと早めにフライトアテンダントに笑顔で断って、空いている座席に移動してしまいます。
 

バスに乗るときは日差しと景色をチェック

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パックツアーではバスでの長距離移動がどうしても多くなります。
バスでのベストシートは、前か後かではなく右か左かです。
東海道新幹線で富士山が見える方角か見えない方角かといったほうがわかりやすいかもしれませんね。
 
ざっくり東西南北どちらに向かうのか把握し日差しや景色(海など)はどうかを予測します。あるいはバスの運転手さんに聞いてみてもいいかもしれませんね。
 

添乗員さんやバスの運転手さんと仲良くなっておく

そのほうがぜったいにお得です!
笑顔と気配り、コミュニケーションをとっていきましょう。

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長時間運転してくれるドライバーさんには、日本から持ってきたチョコレートやキャラメル、夜に缶チューハイなどをわたすと喜ばれます。現地ガイドさんにも同様です。
旅の終わりに現地通貨が余ったりしたら、無駄なお土産を渡すよりもチップとして渡したいですね。
 
添乗員さんにも思いやりを持って笑顔で接し、ときにサポートもします。最後に1000円とか2000円のチップを渡すのも粋ですよね。
 
 

まとめ

本当はもっとのいろいろ書きたかったんですけど、細かすぎて無理(笑)
実例がめちゃくちゃ載っていて、久しぶりに読んで「海外いきた~い」となりました。
 
本当に、よりお得により充実した旅にするために絶対オススメな1冊です。