お金大好きアラサー女子の探求心

お金大好きアラサー女子の観点から、お金を「稼ぐ」「貯める」「守る」「使う」についてご紹介します。

得する生活ーお金持ちになる人の考え方(橘玲)

こんにちは

読書とお金が大好きナナチアンです。

 

今日は橘玲先生の「得する生活ーお金持ちになる人の考え方」をご紹介します。

正直、私の得意分野です(笑)

 

私が当たり前にやっていることを、友人に話したら以外とみな知らなくてびっくり!私がブログをはじめるきっかけにもなった内容です。

「そうそう!」って思う内容が多く、当たり前ですが、このブログより本を読んだほうがしっかり内容を理解できます。

 

ただし、2003年発行なので今も使えるかどうかは吟味する必要がありますね。

 

みなさんが、必要な情報を仕入れて、得する生活を送れますように。

 

 

 

序章がぶっとんでて爆笑!頭が柔らかくなる!

1.覚せい剤合法化

覚せい剤依存症の人に、刑務所での衣食住を提供するという税金の無駄を省く

・酒やタバコのように課税することで、利益を非合法組織ではなく国庫に納める

 

2.福祉社会という差別社会

・「平等な社会」とは社会主義であり、一生懸命働く人がいなくなる

・福祉を受けられる人と受けられない人を分ける、差別国家(移民は年金を受けられないなど)

 

3.体罰教師は熱血教師より良い

体罰教師・・・思考は自由(その場だけ痛い思いをする)

金八先生(諭して導く)・・・人格に口を出す(考え方を変えるように導かれる)

 

4.借金と援助交際

・目先の利益を追うが、後々リスがあるという共通点がある。

・共通して信用を失う。

 

5.金持ちと貧乏には理由がある

・成功者・・・他人を信頼する、信頼を裏切ったときに失うものが大きいため裏切ることは少ない

・貧乏者・・・疑り深い、信頼を裏切っても何も失わないため目先の出来事に左右される

 

6.マルチ商法に被害者はいない

マルチ商法の会員は働きたくない小金持ち

・誰かにだまされるなら、自分が身ぐるみはいてもいいと考えている

 

7.お金は神と同じ

・信じるから価値がある

 

ね、ぶっ飛んでるでしょ。おもしろ~い

 

 

クレジットカードについて学ぶ

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お店で10,000円分のサービスをしてもらい、クレジットカードで支払いをしました。

クレジットカード会社はお店に手数料を差し引いた金額を振り込みます。

そして、私たちの口座からお金を引き落とします。 

 

ふつう、今手に入るお金と、将来手に入るお金は、今手に入るお金のほうが価値があります。だって、今日もらえる1万円と、来年もらえる1万円、今日もらえる1万円のほうが嬉しいでしょ?

 

しかし、クレジットカードを利用した場合、お店は今手に入るお金よりも将来手に入るお金のほうが少ないことになります。

上の図だと、その場で現金で支払ってもらったら10,000円もらえたものが、クレジットカードで支払われると、後日手数料を差し引かれた9,500円が振り込まれますね。

 

反対に、利用者は今支払う(現金)お金と、将来支払うお金(クレジットカード会社への支払い)の金額は一致しています。

これは、お店の利益を減らすことによりおこるメリットですが、それではお店は困ってしまいます。

 

 

結局のところ、クレジットカード払いの利益減少分を商品価格に上乗せされ、私たちが負担をすることになります。

 

これが、クレジットカードのしくみです。

 

 

タダで借金する方法

借金をすると、利息がかかります。これはご存じですよね?

実は、タダで借金する方法があるんです。

 

  • クレジットカードの2回払い
  • ボーナス一括払い
  • ボーナス2回払い

 

実は、クレジットカードで手数料(利息)を徴収できるのは、割賦(カップ)の場合だけなんです。

割賦とは、支払回数が3回以上の分割払いをいいます。つまり、支払回数が2回以下の場合は手数料を取ることができません。

 

たとえば、月末締め翌月27日払いの条件で7月1日に2回払いで買い物をした場合、7月日締め8月27日に半額、9月27日に半額を支払う。7月1日に購入したモノの代金(の一部)を9月27日に支払うため89日お金を借りていると同じ事になります。

同じようにボーナス一括払いの時も、半年近くお金を借りていることになります。

 

手元に資金がない方は必見ですね。

 

 

ポイント還元システム

ポイント還元システムのついたクレジットカードの選ぶポイントは下記のとおりです。

  • 還元率の高さ
  • 使い残したポイントの使い道

 

まず還元率の高さはわかりやすいですよね。0.1%還元(1000円利用して1ポイント還元)よりも、0.5%還元(1000円利用して5ポイント還元)のほうがお得ということです。

 

ここで少しポイントですが、年会費無料のカードと年会費が有料だがポイント還元率が高いカードでは、利用金額によっては年会費有料カードのほうがお得になる場合もあります。

年会費が有料だからと候補から外すのではなく、だいたいの利用金額でお得かどうか判断してもいいかもしれませんね。

 

 

また、「使い残したポイントの使い道とはなにか」ですが、たとえば1025ポイント持っており、カタログ商品から1000ポイント利用した。残り25ポイントは有効期限がきれて使えなくなった・・・

これは25ポイント(25円)損しているということになります。ポイントの有効期限がないもの、またはカタログ商品ではなく現金還元など1ポイント単位で利用できるものを選びます。

 

 

ちなみにですが、「リボ払いだとポイント2倍」というのは完全に損です。

10,000円を一括払いで支払い、0.5%還元(50ポイント)と、

10,000円をリボ払いで支払い、1.0%還元(100ポイント)でリボ払いの手数料15%を払う

手数料は50円(リボ払いにて追加で得られた50ポイント)より大きいので、得られるメリットよりも、出費のほうが大きくなります。

 

 

たかが金券ショップ、されど金券ショップ

金券ショップを使えば、新幹線や電車のチケットが安く買えるなどと、一般的に知られていますよね。

ナナチアンも運賃チケットの購入と、JRの回数券を購入し、数枚使って残りを売却する以外に利用したことはありませんでした。

 

金券ショップに売られているものは様々です。

デパート商品券、ビール券、図書券、おもちゃ券、シューズ券、スポーツ券、すし券・・・

新幹線回数券、航空券の株主優待券、ハイウェイカード、タクシー回数券、JRや地下鉄のプリペイドカード・・・

 

その中でおもしろかった利用方法を2つ紹介します。

 

年利17.32%の奇跡の投資術

百貨店の友の会に積立貯金をするシステムがあります。

そこで毎月1万円を積み立てると、なんと13万円分の商品券がもらえます。

これを年利換算すると、17.32%になります。

 

さらに、入手した商品券を利用して百貨店で買い物をすると、8%程度のポイント還元が受けられます。

これを友の会の年利換算と合わせると、計算上は年利27.5%になります。

 

計算方法は、めちゃややこしいので省きます。

 

 

ただし、商品券での買い物の場合にポイントが貯まらない百貨店もあります。

その場合は、百貨店のクレジットカードで支払いを行い、サービスカウンターで「クレジットの残債を商品券で支払いたい」と伝えるとうまくいきます。

 

 

電話代が1割引き!?

携帯電話の普及でテレフォンカードの需要がなくなったため、金券ショップでは1割引きで売られています。

このテレフォンカードを買い集め、NTTの窓口に持っていき、「電話代をテレフォンカードで支払いたい」と伝えると、毎月の電話代を1割引きで支払うことができる。

 

よく考え付きますよね。

 

 

海外旅行保険の意義

そもそも、海外旅行保険が必要になる場合というのはどのような場合でしょう?

 

日本では自己負担3割で受けられる治療費・薬代が、海外では全負担になります。この経済的リスクに備えるのが海外旅行保険です。

 

この部分の補償内容がしっかりしている保険を選ぶといいですね。

 

ちなみに、クレジットカード付帯の保険はあまりよくありません。

なぜなら、死亡保障は充実しているが医療救済費用は少額であったり、生涯は補償されるが病気はされにくかったり・・・

海外でケガや死亡するよりも、腹痛頭痛を含む病気をするリスクのほうが高いのに、病気の治療費・薬代への補償があまりありません。

 

ま、クレジットカード会社が紹介するチラシ関係は、もらった瞬間にゴミ箱がいいってことですね。

 

 

銀行ローンが流行らないのは「バカの三段論法」の通りだから

お金を借りる方法は様々ですが、一般的なのは、銀行・クレジットカード会社・消費者金融です。

 

どこで借りても、得られるお金は同じですが、貸出金利は全く異なります。

  • 銀行のカードローン:年利7~10%
  • ショッピングクレジット:年利15~20%
  • カードのキャッシング・消費者金融:年利28~29.2%

 

ところが、消費者金融はなくならず、銀行系ローンはほとんどシェアを広げることができていません。その理由は「バカの三段論法」にあらわされています。

 

  1. 同じ金を借りるなら、貸出金利は安いほうが有利だと気づくのは賢い消費者である
  2. 賢い消費者はそもそも高利の借金などしない
  3. 彼らにとっては年利10%も十分高利

 

  1. 同じ金を借りるのに金利の高低に気づかないのはバカな消費者である
  2. バカな消費者は、目先の欲望に目がくらんでいるから、高利の借金など気にしない
  3. バカにとっては、年利10%も29.2%もわからない

 

たしかに。

 

 

まとめ

ここでご紹介したのは、本に書いてあるごくごく一部です。

お金に興味をもつというのは、この本に書いてあることくらい知っていて、必要に応じて利用し、お金を大事にすることだと実感しました。

 

お金持ちになるには、収入を上げて支出を減らすことです。出ていくお金に繊細になるからこその、お金持ちですね。