こんにちは。読書大好きナナチアンです。
今日は「ベスト・パートナーになるために 男は火星から、女は金星からやってきた(ジョングレイ著 大島渚訳:三笠書房)」をご紹介します。
男性と女性は全く違う生き物です。それこそ火星人と金星人くらい!!!そんな男女が仲良く過ごすためにはお互いに理解することがとても大事です。
そんな、男女の考え方の違いから、どう言ったら伝わりやすいのかまで、コミュニケーションを円滑にするための大事なことが書かれている本です。
カップル、夫婦、彼氏彼女が欲しい人、みんなに読んでいただきたい1冊です。
男は火星から、女は金星からやってきた
遠い昔のある日、火星人たちは望遠鏡をのぞいてみるうちに金星人を発見した。(そして金星に飛び、彼らは)かつてないほど激しく胸がときめき、そして恋が生まれた。
この異星人同士の恋は、まるで魔法にでもかけられたかのような勢いで急速に進展していった。(略)深い愛情と相手を敬う心に支えられた仲むつまじい生活が始まった。
やがて、彼らは地球に移住することを決めた。(略)しだいに大切なことを忘れがちになっていった。(略)
火星人も金星人も、お互いがそれぞれ異なった天体からやってきた身であることと、それゆえに双方の間に根本的な違いがあることをすっかり忘れてしまったのだ。金星で学んだことは、彼らの記憶から消え失せた。
その日から、男と女の闘いが始まり、今日に至っているのである。
男性の考え方と女性の考え方は、火星人と金星人ぐらい、まったく違うということです。ということは、日本とアメリカの男同士、女同士のほうがまだ近いということですね。
日本とアメリカでの、家で靴を脱ぐかどうか、箸で食べるかフォークで食べるか、日本語と英語・・・・(偏見が入っていたらすみません)
よりも大きな違いが男女にはある!!! 下手に日本語が通じるから同じ生き物と思いがちですが、まったく違う生き物をいうことを肝に銘じるお話ですね。
目次だけで興味深々
- ”男の幸福”も女しだい?
- 女性は「愛され、大切にされている」実感がほしい
- 女は「拒絶」が、男は「挫折」が怖い
- 知らないうちに”男のプライド”を傷つけていませんか?
- ”女心は複雑”は、けっこう簡単に解明できる
- 男のここを、女は”包容力”と呼ぶ
- 女の感情を逆なでする、”男の決まり文句”
- 男は女のひと言をここまで、”誤訳”している
- 愛を育てる人はみんな「翻訳上手」
- ”些細な気配り”は”リッチな生活”より女を幸せにする
- このひと言で、男は案外”その気”になる
- 誰もが気づいているようで実行していない「愛を深める知恵」
- ”出会った頃の愛情”は取り戻せる
- 二人は必ずいまよりずっと素敵に変われる
やばくないですかーーーっ!!! どれもこれも載せたくて、抜粋して、これ、です。
内容は具体的な例や、たとえも多くわかりやすい。パートナーや自分に当てはめるとパートナーのことが深く理解できます。その結果パートナーが喜ぶことをしてあげたいですよね。
まとめ
コミュニケーションの基本は、①地雷をふまないこと ②お互いに理解しあうこと だと思っています。何が地雷なのか、何を考えているのか、何をしたらよろこぶのか、を自分のことも含めて理解するのに役立つ一冊です。