こんにちは、読書大好きナナチアンです。
今日はモバゲーでおなじみのDeNA創業者、南場智子さんの「不格好経営ーチームDeNAの挑戦」をご紹介します。
私の学生時代ド真ん中で、モバゲーめちゃくや流行っていました。(残念ながら当時ナナチアンはゲームもオークションもやらなかったので、登録のみでしたが・・・)
当時興味のなかった業界ですが、今振り返るとそんな裏側があったんだと衝撃だらけです。
「去年の自分が未熟で恥ずかしい」というスピード感で成長してきた南場さんの体験が描かれています。
活躍した社員や関係者の名前がたくさん書かれており、経営とは人の力と感謝だと感じた一冊です。
社長の時間の使い方
意思決定
話をよく聞き、議論をつくして、自分の責任で決める、その場で決める
外部との折衝や関係づくり、情報収集
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幅広い情報をもつベンチャーキャピタルやジャーナリストとの定期的な接触
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自社の事業に関係のありそうな企業の訪問と交渉
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自社の事業に直接関係ない「イキのいいスタートアップ」の訪問
社員との直接の接点
できる限りやる
自分が接している情報は断片的と自覚
採用
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最高の人材を採用する
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その人材が育ち、実力をつける
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実力ある人材が埋もれずにステージにのって輝ける環境
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だから、辞めない
コンサルタントと事業リーダーのちがい
- 経営者に助言するプロフェッショナル
- 物事を提案する(A案にするべきです)
- 間違っても死なない立場だからこそ、価値あるアドバイスができる
事業リーダー
- 物事を決める立場(A案にします)
- 選んだ選択肢を正解にする
- 資金繰りもする
- 自分のアホさをさらけ出して、助けてもらう
人を口説く
とにかく優秀な人が純粋に好き
多様な軸でトップレベルの人材
全力で口説く・・・事業への熱い想いや会社への誇り、あなたがどれだけ必要か
誠実に口説く・・・会社の問題や悩み、イケてないところも正直に話す
人が育つ組織=任せる、人は仕事で育つ
優秀な人の共通点
素直だけど頑固、頑固だけど素直
→アクションに対するアドバイスは、素直に徹底的にやる
→結論に関するアドバイスは、心底納得するのにじかんがかかる