末岡よしのり 東邦出版 2019年06月03日
不動産投資家として活躍している末岡よしのりさんがこの本を書かれています。ナチアンはこの方を初めて知りましたが、“日本のロバキヨ”って呼ばれているそうです。
“ロバキヨ”とは、ハワイの投資家ロバート・キヨサキさんのあだな(?)です。「金持ち父さん貧乏父さん」は有名ですよね。
ナチアンも大好きで、金持ち父さんシリーズは13冊持っています。
ロバート・キヨサキさん来日イベントにも参加しました。
ロバート・キヨサキさんとは動物占いが同じです(笑)
要するに、ロバート・キヨサキさんのファンであるナチアンは、“日本のロバキヨ”が気になったわけですよ。
末岡よしのりさんは、ロバート・キヨサキさんの本に感銘を受けて、不動産投資を始められ、不動産投資業・セミナー業をしている実業家さんです。
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お金持ちの考え方
お金持ちの頭の中は、小銭持ち、小金持ちと全く違います。
小銭持ち:年収~1,000万円、資産~1,000万円
小金持ち:年収1,000~5,000万円、資産1,000~1億円
お金持ち:年収5,000万円~、資産1億円~
実際は「人を大事にしましょう」「優先順位大事ですね」「お金の使い方を変えましょう」と小金持ちも知っているようなことが多いです。
ただし、知っているのと、実践しているのと、体得しているのは全然違う。
知っている人の感想
「ふむふむ」「なるほどね」「あ~これ知ってる」「そういえば○○でも言ってたな」
体得している人の感想
「やっぱそうやんな」「わかる~私も一緒」
知っている人のアウトプット
「○○って△△らしいよ」「××さんが言ってた」「◆◆だと思う」
体得している人のアウトプット
「○○は△△している」「私は××だった」「◆◆だよ」
ちなみにナチアンの感想は「これロバキヨの本にも書いてあった~」
はい、小銭持ちです(笑)
好きな章①出発進行:なぜ「自動車」でなく「列車」なのか?
なぜお金持ち「自動車」でなく、お金持ち「列車」なのか?への答え
- 車は自分で運転する。列車は自分で運転しなくてもいい
- 車は余裕がない。列車は余裕がある
- 列車はスケジュール通りに動く。車は渋滞に巻き込まれる
- 列車は滅多に事故にあわない。車はよく事故にあう
- 車は5人しか乗れない。列車は500人乗れる
- 列車はリラックスできる。車の運転は疲れる
- 車で移動できる距離は短い。列車で移動できる距離は長い
たしかにっ!!!
近くのスーパーなど近距離に行くなら車のほうが小回りがききますが、大阪から東京までいくなら、夜行バスよりも新幹線でいきたい。
このほかにも、とてもわかりやすいたとえで書いてくれてて、納得しまくりでした。
好きな章②2両目:お金持ちはサプライズが大好き
お金持ちは「お金で買えないもの」に興味を持ちます。それが、サプライズです。(略)その人のために選んだもの、その時にしか手に入らないもの、という「特別感」(略)ぜひ、知恵を絞って、相手を笑顔にしてみてください。
この章の体験談、たとえ話もすごくわかりやすくて、ぜひ、読んでほしいっ!!(笑)
お金持ちじゃなくても、モノ余り時代に生きていたら、モノよりもサプライズが嬉しかったりします。
昔ながらの習慣で、年賀状やお歳暮なんてありますけど、手書きのメッセージがないようなものって誰からもらったかも覚えていない。
それよりも、10年前にしてもらったサプライズは、今でも鮮明に覚えているくらいうれしかった。
普段めんどくさがってやっていないけど、久しぶりの友達から誕生日メールが来るのもうれしい。久しぶりにやってみようかな。
とにかく、すぐに行動に移しやすいことが書いてあるのも、この章が好きなポイントです。
まとめ
この本を読んで、実践しつづけ、体得すると、本当にお金持ちになれると思います。なぜなら、お金持ちはみな同じことを言っているから。
資産を作る上で、不動産投資は確かに1つの大きな戦略だと思います。ただし不動産投資も玉石混合なので、不動産関係の本を10冊くらい読んでからスタートするか、メンターを見つけてスタートするのは必須ですね。
お金持ちになる、お金に好かれるために大事なことが網羅されていて、繰り返し読みながら実践していける本です。