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作者:木暮太一さん
大学時代に「資本論」と「金持ち父さん貧乏父さん」と出会い、経済学の世界にハマりました。一見関係ないような2冊の本ですが、実は同じことをいっているのではないのか?そんな仮説から、初心者向けの経済の本をたくさん出版されています。
特に「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」にはとても衝撃をうけ、一気に木暮さんのファンになりました。
※2018年に改訂本「人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点」が発売されています。
ビジネス書作家であり、出版社の経営もされている実業家です。
木暮太一 オフィシャルサイト | 自分の言葉で、自分を表現し、自分をつくる
テスト
あなたは、銀行から年率12%で100万円借りました。銀行から「返済が大変でしょうから、返済は月々1万円でいいですよ」と言われています。毎月の返済額が減るのは、あなたにとってもうれしいことであり、さっそくその条件で契約しました。さて、あなたが借金をすべて返済し終わるのは、何年後のことでしょうか?
※なお、金利は「単利」とする。
A.5年
B.8.3 年
C.10年
わかりますかね?(笑)
考えてみてくださいね?
正解いきますよ?
正解は「返済は、永遠に終わらない」です。理由はわかりますか?
利息:100万円を12%(単利)で借りる
100万円×12%=12万円
返済額:毎月1万円返済
1万円×12か月=12万円(返済額)
毎年12万円利息で増え、毎年12万円返済したら、元本は減りません。
どうです? ちなみに、私はわかりました。自慢です。
これがわからない人は特に、この本を読んでマネーリテラシーを勉強しましょう。
私たちに必要な能力
この時代に生きる私たちにとって必要なのは「稼ぐ」「貯める」「使う」「守る」というお金に関する四つの知識です。
もちろん「稼ぐ」「貯める」は大切です。しかし、「使う」「守る」もとても大切で、宝くじが当たった人が破産する原因は「使う」「守る」力がなかったから!!大きなお金がいつでも入ってこれる準備をしましょう。
貯めるためのリテラシーと使うためのリテラシーは別物です。(略)”貯め方”を知っていても、”使い方”を知らなければ、お金はその価値を発揮することができません。また、”貯める”に注意を払っていても”守る”ことはできません。(略)みなさんのお金を奪おうとする人から守ることはできないのです。
こちらの本も、めちゃくちゃいいので、おすすめです。
ちなみにナチアンの持論なのですが、お金は人と同じです。
自分のこと好きな人で大事に扱ってくれる人って、好きになりますよね。
自分のこと嫌いな人は、近づきにくいですよね。
自分のことどうでもいいって思っている人は、まあ、どうでもいいですよね。
お金に好かれたかったら、お金のことを好きになってください。
お金に嫌われたかったら、お金を、どうぞ、嫌ってください。
お金にどうでもいいって思われたかったら、どうぞ、雑にあつかってください。
相思相愛が一番ですよね。
世の中でオオヤケに発信されないこと
この本は、本当に、わかりやすい!!!
みんな、利子について考えてなさすぎっ!!!
結論
クレジットカードは一括払い以外の選択肢はない
リボとかキャッシングとか、罠、以外のなんでもねぇ
消費者ローンも借金!! 手軽にするんじゃねぇ
理由は、すべてこの本に書いています。
私の友達もクレジットカードのリボ払いの結果、すごい金額の借金をつくってしまい生きていくのに精いっぱいな状況です。
リボとか華やかにキャンペーンやってるじゃないですか。
リボって何?って調べてみたら、特にメリットがなかったのでやりませんでした。
ま、専門用語も多いしわかりにくいですよね。
橘玲さんも「宝くじは愚か者に課せられた税金」とあるように宝くじも買いません。
理由はすべてこの本に書いてあります。
で、アンポンタンな人ほどテレビとかオオヤケの情報を信じるんですよね。リボとかキャッシングの大元の大きな金融機関や、宝くじの大元の公的機関の悪口を、テレビでやるわけないじゃないですか。
まとめ
学校などでお金のことを教えてくれないのは、お金を「守る」「使う」ことをみんなが覚えてしまったら、昔ながらの権威で仕事をしている人がもうからなくなるからですよね。
という感想を持ってしまったナチアンでした。
かしこく、本当に必要なものにお金を使って、豊かな人生を送りましょう。